2001.4.28〜5 新潟山形秋田青森サイクリング
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昨年の黄金週間に家から新潟駅まで自転車で走ったのでその続きとして、
新潟駅-青森駅を8泊6日で走ってきました。
4月28日
のんびり休養。荷作りし、21:30出発。
座間駅で自転車をばらし新宿へ。
新宿から夜行快速ムーンライトえちごで新潟へ。
また出発が30分程遅れた。
前回(去年の夏)は大雨のためだったが今回は中央線の人身事故の影響。
4月29日
新潟には5:06、時間通り到着。自転車を組み、6:00前に出発。
去年の夏、車窓から眺めた道を走りたかったのである。
コンビニが点々とあり、いつでも食料は調達できるなと、気にせずひた走る。
村上から国道7号沿いからはずれ海岸線を走る。
9:00を過ぎ、何か食べたいなと思ったのだが、
コンビニどころか民家もまばらで雑貨屋すら見当たらなくなっていた。
水だけで空腹をしのぎ、さらにひた走る。
結局10:40まで90kmほど何も食べずに走り続けてしまった。
でアンパンとアイスを食べ、更に走る。
13:00ごろ、海沿いの小さな食堂で刺し身をほうばる。
とても流行っている店だった。
何か有名な店なんだろうかと思いつつ、
相席した人に聞いてみるとお昼の時間だからよっただけといっている。
こんなに人が入れば儲かるわなと思いつつ、
みんな、他に食事何処がないからここに集まってきたのだなと納得。
ふや駅で会社に電話。
仕事の不安材料がなくなり一安心。
鶴岡手前の本屋で地図を買い、キャンプ地と温泉をチェック。
酒田から山の方へ入った八森温泉に行くことにした。
酒田手前のジャスコで食料を買い込み、八森温泉へ。
鳥海山がきれいに見えている。
18:30ごろ温泉に着く。まだ明るい。
テントをはる場所を決めてから温泉へ。とても温まる温泉であった。
明日の計画を考えてから建物を出て、テント設営、夕食を食べ寝る。
4月30日
5:00ごろ起き散歩。今日も天気はよさそう。山が昨日よりくっきりしている。
6時前なのに酒田市街から汲みに来ている人がいた。
温泉が7時前から営業開始なのには驚いた。しかもぞくぞくとやってくる。
水くみ場で湧き水をくみ、朝食。荷造りに時間がかかって、8:30出発。
鳥海山スカイラインに行ってみたい気もしたが先を急ぐことにし、ひた走る。
秋田県に入る。道の駅には温泉施設が併設されていたり、
広い公園やミニ遊園地があり、えらく立派。
きしかたに道の駅には6階建てのタワーがあり、展望台からの眺めはなかなか。
でもこのタワーは場違いのような...
道の駅への寄り道と地図で旧道を確認する以外、ほとんど休まず、ひた走る。
昼食は岩城の道の駅で海鮮丼を食べた。
土地のものと思うと海岸線を走っているせいもあり、刺し身にひかれる。
秋田市街に入り、ちょっと迷子になりかけた。
生協があったので、食料量を買い込み、現在位置を確認。
白神山地の山に行こうと考えていたが、
まっすぐ行くと時間が合わないので寄り道として男鹿半島を回ることにした。
しばらく進むとポートタワーが見えてきた。
そう言えばこんなのがあったなと過去を振返る。
数年前に反対周りでドライブしたことがある。
そのときは寒風山の展望台に行ったのでタワーは上らなかった。
今回も下まで行き、こんな感じだったなと確認だけして、先を急ぐことにした。
温泉がだいぶ先にあり、できればそこまで行きたかったのである。
海岸線は強烈な向かい風でつらかった。
ちょっといくと自転車道が整備されていて、
案内では男鹿駅まで続いているようであった。
夕日を眺めながら海岸線の自転車道を進む。
車道と自転車道の間には防風林があり、
20mぐらいはなれていて、のんびりと走りやすい。
途中の海水浴場で自転車道を見失い、車道を走るうち、暗くなってきた。
どうしようかな〜と思いつつ、走っていると、薄紫の怪しい光が前方に見える。
なんだ?
と思うと同時にあれが、今目指している道の駅かもと思い、光の方を目指す。
しばらく行くと道の駅3kmの案内標識があり、やっぱりあれだ。
結構な高さの白い展望塔があり、
その白い壁を紫の光でライトアップしているのであった。
目印にはなるが、とっても場違いな感じであった。
何はともあれ、温泉にたどり着き、ゆっくりつかる。
広い芝生の公園もあったが、とっても目立つので、
遊歩道を100m程離れたところにテントをはり、夕食、寝る。
5月1日
朝はいつも通り、5時ごろ起床、朝食後、
トイレとゴミ捨てのために道の駅にいったら、芝生に1つテントが張ってあった。
張っていいものかどうかいまいち不安だったのでやめたのだが...まあいいか。
テントに戻り、片づけて出発。遊歩道を進む。
ちょっと行って、これが自転車道の続きだったことが分かる。
林の中を気持ちいいなどと思いつつ、
走っていたら海岸に出て逆走していることが分かりがっくり。
海岸から道の駅までの部分だけが少し戻る向きになっていたのであった。
結構下り坂が多かったよな〜と思いつつ、今来た道を戻り、また道の駅へ。
案内板を見返すと確かにそうなっていることが分かった。
まあ、20分程のロスだが爽快な道だったからよしとして、再出発。
自転車道は車道わきにつながっていたので、並相する農道をひた走る。
農道が無くなり、車道に戻ると拡幅工事中で交通量の多い車道を走る。
自転車道はどこに行ったのだろう道の反対側の先の方にそれらしき道は見えない。
諦めて、車をブロックしつつスピードを上げて走る。
10分ほどして、広い歩道のついた4車線道となった。
高校の通学時間帯とかさなり、恥ずかしいのでスピードを上げて走る。
このへんは多分、秋田市街へのベッドタウンなのかな。
寒風山方面に曲がる交差点を過ぎると極端に交通量が少なくなり、
走りやすくなった。
海岸の様子が変わってきて、岩がごつごつしだしてきた。
道も結構なアップダウンを繰り返すようになってきた。
入道崎の手前に500mほどではあるが非常に急な坂があり、
100mぐらい押してあがった。くやしい。
やっと入道崎までやってきた。
ここは観光バスが多く、とても人が多かったが、
広い芝生がありなかなか気持ちいい。
風は強いが心地よい涼しさ。
しばらく散歩し、昼食に性懲りもなく海鮮丼を食べる。
レシートを見てびっくり、日付を1日間違えていることに気づいた。
27日から休みだったように思い違いをしていた。
さっきまでは日程的に余裕があると思っていたが、一気に強行日程に様変わり。
しっかり食べたのでガンガン走れる。つもりであったが
連日の疲労なのか、急坂の疲れなのか分からないが、パワーが出てこない。
風にも苦しめられる。
交通量が少なく走りやすいのどかな道をのんびり走り続ける。
温泉に入って休んでしまおうかなという誘惑にかられたが
夜だけにしようと走り続ける。
国道7号線に出ると車が増えたがそれほどでもない。
後から、バイパスがあったことを知る。やっと能代市街までやってきた。
能代のジャスコで食料と2日目に飛ばしてなくした分の服を買い、
また国道をひた走る。
7号線は能代から内陸に向かい、海岸線に沿うのは101号線となる。
並相する電車も単線の五能線となった。
相変わらず風が強いものの、交通量は少な目でまずまず走りやすい。
太陽も雲に隠れ涼しくなってきた。
いくつか温泉付きの道の駅を通過し、日が暮れてきたころ、
道の駅峰浜ぽんぽこ101についた。
ドライブインには休憩所しかなく、温泉があるはずなの...
とりあえず、建物に入ったが特に案内らしきはない。
外に出て周囲を見渡すと200m程奥に建物が見えた。
中心はあっちだったのであった。
広い芝生の公園にステージやら遊具がある。バンガローもあった。
温泉に浸かっている間に真っ暗になるので
テントを張る場所の目星をつけてから建物に入った。
温泉のつもりだったが、ハーブ湯の銭湯であった。
まあ、さっぱりしたのでよいのだが、湯冷めが早く、温泉効果を再認識。
風呂の管理人さんがどこでもいいといったので、
たぬきのトンネルの中で風を避けて寝ることにした。
明日の出発を少しでも早くするため、テントを張らず、
去年の夏と同様、自転車カバーを敷き、その中に寝袋を広げる。
外は少し寒かったが、トンネル内はほとんど風がなく特に寒いことはなかった。
ヘッドランプの明かりをたよりに夕食を食べていたが明かりが暗くなってきた。
食べ終わったころ消えてしまった。
替え電池やペンライトも持ってきているが探すこと無く、
鍋などを散らかしたまま寝袋でねる。
テントのように狭くないので、やはり楽である。
ちなみにトンネルの大きさ、高さは頭の上に少々余裕があり、
長さは10mぐらい。M字型にうねうねしていた。
5月2日
5時ごろ起床、
風は全く気にならず、寝袋はぽかぽかであった。
外の風は少し弱くなっていた。相変わらず天気はよい。
さっさと朝食を済ませ出発。
のはずが時計を見ると8:00であった。
相変わらず向かい風の国道101号線をひた走る。
白神山登山口があった。が、あまりに急坂なので行くのは中止。
ずっと案内看板の出ていた十二湖の入り口にやってきた。
標識に2.5kmとある。
日本のグランドキャニオンというコピーにもなんとなく惹かれていたので、
行ってみることにした。
日本のグランドキャニオンが見えるところまではすんなり上ったが
その先はなかなかハードな急坂だったがなんとか歩くこと無く上りきった。
駐車場に自転車を置き、30分ほど散歩。
新緑の木々と緑や青色の湖が点々とある。
とても清々しい。来て正解だった。
少しの間に5つぐらいの湖があり、とても12個どころではない。
なんでだろうと思っていたら、由来が書いてあった。
地震があった後、
大崩山の山頂から12個の湖が見えたから十二湖となったそうだ。
日本のグランドキャニオンとは、
真っ白な崖が木々の先にニョキっとみえるところのことであった。
本物のグランドキャニオンを知らないが、
ここだけ真っ白な崖なので不思議な感じではあった。
でも特に雄大な感じとかはなかったかな。
観光バスのガイドが案内するだけのものなのかもしれない。
国道まで下り坂を快調に走る。
前のシビックSiRより、明らかに速いのであった。
十二湖駅にいったらちょっとびっくり、
時刻表があるのだが、1日に6便しかない。
昼間でも2時間待ちなんてこともありえる。
向かい風と適度なアップダウンでかなり足にきた。
だらだらと走り続ける。
午後からは日が陰り急に冷え込んできた。
北に来たから寒いのか、今日が特別寒いのかなどと思いながらも走り続ける。
深浦駅近くで海岸線から30mぐらい離れた大きな岩までの通路が見えた。
これは行かねば。
大岩の上に登れるようになっていて、眺めは最高。ちょっとおおげさかな。
海から海岸を見渡せておおいに満足。
この先にずっと案内標識の出ていた千畳敷があり、一応、自転車を止めたが
こっちの岩の方が行く価値があると感じたのであった。
更に風に向かって走り続け、夕暮れに鯵ヶ沢駅についた。
すぐ近くと2,3km離れたところに温泉があるようである。
近い方の温泉を探すが分からない。
かなり暗くなってきたので、キャンプ地を先に探すことにした。
風の強い海岸にキャンプ場があり、一応ここを候補地としつつ、
もっと風の弱い場所を求めてうろうろ走り回った。
走り回ってるうちに近い方の温泉を見つけた。
ホテルの日帰り湯だったために気がつかなかったのである。
とりあえずパスして、少し山間に入ると風が弱くなってきた。
もう真っ暗になっていたが、前方に明かりのついている建物が見える。
もしかしたらといってみると、そこが遠い方の温泉であった。
都合のいいことに隣がふかふかの芝生の公園になっていて、
風もほとんどない。キャンプはここで決まり。
温泉でゆっくりして、
閉館時間21:30に消えるだろう外灯の下にテントを張り、夕食、寝る。
5月3日
朝もほとんど風は無し。朝食をとり、8:30出発。
十和田湖と奥入瀬渓流には行こうと決めていたので
津軽半島一周はパスして、内陸へ向かう。
県道31号鯵ヶ沢-弘前線は交通量も少なく風も弱く走りやすい。
岩木山周りにそって進んでいく。
ポカポカ陽気のためか、昨日昼食を抜いたことの反動か、
通り掛かりのコンビニオ、オレンジハートで弁当を買って、
9:30二度目の朝食。
のんびり日向ぼっこしながら食べて再出発。
弘前市街に近づいたら急に交通量が増えた。
適当に脇道を走り、桜祭り中の弘前城址公園へ。
ちょっと場違いな服装だけど気にしない。
ちょっと見頃を過ぎてるようだったがぶらぶら歩き回った。
西十和田いで湯ラインを目指す。
つなぎの国道は両側田んぼで強風。
真横からではあるがとても走りにくい。
救いは広くてきれいな舗装の歩道があったこと。
ひさしぶりの道の駅いなかだてで小休止。
揚げたてにそそられて、豆腐ドーナツを買った。朝飯を2回食べたから、
これを昼食替りにすることにし、休憩のたびに食べながら走ることにした。
黒石インター手前のジャスコで食料を買い込み、いざ、山道へ。
緩い上り坂を走り続け、道の駅虹の湖へ。
太陽はまだ出ているがだいぶ涼しくなってきた。
3,4km先の温泉で今日は切上げようか思って走り始めたが、
1km手前の辺りでパンク。
200mほど戻ったところに丁度公園があったのでそこまで戻り、
今日の行動はここまでにして、テントを張り、パンクを直した。
ちょっと薄暗かったが明かり無しで夕食を済ませ、20:00過ぎに寝た。
このまま何事もなく朝を迎えられればよかったのだが、
21:00ごろ車がやってくる。
この車が一晩中、アイドリングしていて、うるさく腹立たしかった。
5月4日
いつも通り5:00頃、起床。天気はよい。
エンジン音からクロカンのディーゼル車だと思っていたが、
テントから覗いたらランサーEvo.5だった。
もっと驚ろいたのはランエボのすぐ近くにテントを張っているではないか。
なんと仲間のロードスター乗りがそこでテント泊だったようである。
さぞうるさかったであろう。
私は30m程離れていてもうるさかったのだから。
このエンジン音のうるささを除けば、心地よいキャンプサイトだった。
ついでにいうとトイレのコンセントと蛍光燈に給電してほしいものである。
まあ場所が山の中だけに夜訪れる人は皆無だろうし、
昼間もほとんど人はこなそうなところだから
電気代が無駄だというのはわかる気がする。
さっさと朝食を済ませたのだが、
今晩、寝台特急で帰るため、荷物の入れ替えに手間取る。
いつも通り8:00頃の出発となった。
ひたすら上り、十和田湖へ。
天気がよく、遠くの山々もよく見える。
ここから奥入瀬渓流へは峠を越えるか、湖畔を回るか2つの選択ができる。
昨日あった、逆周りのサイクリストは峠を越えたといっていた。
やはり、自転車乗りは峠へ行かねば。
つづらおれできつかったがまあまあすんなり峠というか山頂へ。
気温は13℃。車から降りてくる人は寒いといっているのに
半袖、短パンで暑がっている私。
昨日のサイクリストは1℃だったと言っていたのだが、
ほんと、天気がよくてよかった。
十和田湖と雪をかぶった八幡平方面の山々がくっきり見えている。
しばし、休んでから坂を下り始めた。
100mほど下ってトラブル発生。
後輪がフレームに擦っている。
何が起こったか分からない。
こんな山の中で走れなくなったら大ピンチである。
すぐに止めたかったが、道幅が中途半端に狭く、
止めて点検できる状況ではない。
ゆっくりと慎重に下り、
コーナーを7つほど抜けたところで長めの直線があり、
やっと止めることができた。後輪を見ると、スポークが1本折れ、
その部分が1cmぐらいぶれている。
とりあえず、フレームに当たらないよう回転軸を斜めにしてみた。
この調整は工具無しで簡単にできるのであった。
これで一応フレームにはあたらなくなった。
もっと広い場所までこのまま下ることにした。
ブレーキをかけっぱなしでそろそろ下る。
だいぶ下ったところでまた擦りだした。
すぐに安全なスペースがみつかり、今度は本格修理することにした。
といっても替えは持ってない。
後ろの荷物を降ろし、ザックからニップル回しを取り出す。
折れたスポーク周りのスポーク張り調整をし、
折れたスポークをとなりのスポークにしっかり巻き付けた。
そう言えば気にしていなかった自転車用語が分かるだろうか。
スポークとニップルは車輪を構成する部品で、
輪の部分と中心の自転車に固定する部分の間の針金が
はりめぐらされているところといえば分かるだろうか。
この針金のことをスポークといい、
スポークの端をネジ止めする部品をニップルという。
折れたところの両隣のニップルを2回転緩め、その隣を1回転締め、
その隣を半回転緩めた。
注)回す量はいい加減です。
これで、横にぶれる幅は小さくなった。
本で読んだことはあったが初めての作業なので、まともに走るか不安だった。
乗ってみるとそれ程違和感なし。
結構自然な感じでこれなら青森駅まで走れそうである。
速度控えめで十和田湖畔まで下る。
休憩がてら、きりたんぽとうどんを食べる。
奥入瀬渓流沿いをさっそうと下る。
以前に歩いているので全く歩かなかったが、人が多く、車も多い。
といっても、車は駐車場渋滞していて細切れでやってくるだけ。
のんびり走りやすい。しばらくポタリング。
見える景色は同じだけど、せせらぎの音が聞こえるから
歩いた方が気持ちいいのは間違いない。
レンタルサイクルがあったがお勧めしません。
東北自然歩道の終点まで下り切る。
あとは十和田ゴールドラインを残すのみ。
本日の夜行で青森駅から帰る予定。
指定券を取ってないが、
一昨日の新聞で沢山空席があることは確認済み。
プロトレックの標高表示は110mとなっている。
ゴールドラインの最高点はなんとなく600mぐらいかなと思っていた。
ひたすら上がっていくと残雪が見えるようになり、
標高500mあたりから両端に雪の壁が。
3時間上り続けても、なお上り坂は続く。
更に進むと道路脇に駐車車両が沢山あるようになった。
スキーヤー、スノーボーダーの車である。
リフトはないが雪質はまずまずよさそうである。
やがて峠につき、看板には1050mとある。
なんと、こっちの方が高いではないか。
下りに入って、スピードがのる。後輪の状態は悪くない。
普段とそれほど変わらない。
とはいえ、前ブレーキのみなのでスピードは少々控えめ。
でも、60km/hを越えていたかも。
左コーナーで対向車がきているのに
一度センターラインをはみ出してヒヤっとした。
左コーナーで横Gを駆け過ぎるとタイヤがぶれて
思ったラインより膨らんでしまうことが分かった。
途中、温泉に浸かり、さっぱり。
八甲田ロープウェー乗り場を通過し、しばらくして、ついに青森市街が見えた。
後輪には負担が大きかったようで空気圧がかなり下がっている。
空気を入れるのは面倒なのでパンクしないように慎重に走り、
18:30、無事、青森駅に到着。
寝台特急はくつるの切符を買い、のんびり自転車を荷造り。
着替え、夕食を食べ、電車内の食料を買ったりしている間に
はくつるの発車時間21:06となった。
ブルートレイン初乗車。
進行方向と直角に向いた2段ベットが各自の指定席となっている。
指定席は上側であった。
勝手が分からず、とりあえず荷物を全部ベットにのせ、はしごをよじ登る。
このままでは寝るスペースが狭すぎる。
ハンガー掛けに荷物をかけたり、階段に荷物を掛けたりして、
寝るスペースを作っていたら、天袋を発見。
荷物を全部、天袋に移し、熟睡。
5月5日
6時過ぎに終点上野到着。
乗り換えだが、荷物を一度に持ったらフラフラ。
寝起きでパワーがでないみたい。
2度に分けて結構な距離、荷物を運び、山手線乗車。
秋葉原での乗り換えは体が目覚めたようで荷物を一度に持っても大丈夫であった。
神田、新宿と乗り換え、8:40帰宅。
特に寝ることなく、昼からはランニング仲間とボーリングしたのであった。
教訓
・スポークが折れても、とりあえずは走れるようである。
応急処置法を学べてよかった。そして、最終日でよかった。
・標高差はちゃんと地図から読み取っておいた方が気分的に楽である。
・駐車場付近でのテント泊には注意。
・五能線は1日、6便。ローカル線を使うときはしっかり計画をする。
・旅のスタイルができあがった感があるが新鮮さを無くさない工夫をしよう。
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2002.05.22