2000.9.1〜4 近畿サイクリング(米原,石榑峠,伊勢,豊橋)
bike…次へ/前へ 全体…次へ/前へ Home
青春18切符の有効活用を図るべく、3泊2日の強行スケジュール。
米原-豊橋を走ってきました。
9/1
金曜、定時後のバスケには行かず、20:00過ぎまで残業、退勤。
(先週のジェネキャンプの後片付けで怪我した指が直ってないので...)
夕食後、急いで荷作り、何だかんだで23時ごろ出発、平塚駅まで自走。
平塚駅のエスカレータが動かない。担いで改札口へ。
こういう時、荷物が少ないと楽だな。
今回はキャンプ道具一切なし。鈴鹿市の親戚の家に宿泊予定である。
とはいえ、汗だく。のんびりしている暇はない。自転車をばらし、ホームへ。
ホームは風があり、徐々に汗が引いていく。
着替えて、快速ムーンライトながらに乗り込む。
小田原まで隣は空席。満席のはずなのに...小田原からは自由席。
隣に座った仕事帰りのおじさんは一駅乗過ごし、沼津で降りていった。
三島までタクシー、いくらかかるのやら。
通路に座っていたにいちゃんが隣人となった。
話し始めると話が止まらない人で...ねさしてくれ〜。
2,3時間寝て、終点、大垣。
車両は多いが結構込んでいる。嫌になって米原から走ることにする。
う〜ん、30km程遠くなったな...
ここは中学の就学旅行で降りた駅である。ちょっと建物が増えたみたい。
でも、寂れてるな、新幹線が止まるのに。
9/2
曇っているが風があり涼しい。
自転車を組み、8:20、琵琶湖に向け、出発。
ちょっと方向がずれ、彦根城のお堀脇を通り、琵琶湖へ。
湖岸道路しばらく走る。飽きてきたので鈴鹿山脈の方に適当に走る。
晴れてたと思ったら、通り雨、スーパーで山岳路用の食料を買い雨宿り。
20分程で止んだが道はびしょぬれ。泥除け無いのに。
薄日がさす中、山裾に沿って走るR307に出た。
更に走り、八風街道(R422)との交差点に来た。
鈴鹿スカイライン(R477)で鈴鹿山脈を越えるか迷ったが、
車の少ない八風街道を行くことに決めた。
交差点手前に自転車道があったのが決め手かな。
センターラインが無いところが多々あるが、交通量は少なく、走りやすい。
短い上り下りを繰返しながら少しずつ上がっているので、疲労感も少ない。
山中の道は木陰で涼しく、川もきれい。
ただ、フリーで遊べる川がないぐらいキャンプ場があるのは残念だ。
川は国有地のはずなのに...
名水の飲み場があり、一休み。冷たくて気持ちいい。
更に数回の休憩をはさみ、ついに県境、石榑(いしぐれ)峠に。
風が強く、滋賀県側から三重県側に雲が流れている。
滋賀県側は霞んでいるが三重県側は晴れている。
パンを食べていたらパラパラと雨があたる。
回りに雨宿りできそうなところはない。
かなり大降りになってきた。
50mほど下ったカーブの脇の木陰の下で雨が止むのを待ったが
どんどん強くなるばかり。ついに雨漏りが始まり、どんどん濡れる。
一人自転車で下っていく人がいた。
俺もあきらめて濡れていくかと、土砂降りの中へ出た。
とっても後悔した。雨漏りの木陰はかなり効果ありだった。
20秒ぐらい下ったところに小さな小屋があった。そこに逃げ込んだ。
1m四方ぐらいと小さいが贅沢を言える状況ではない。
シャツを絞り、食料補給。やっぱり雨漏りしないところはいいね。
20分程で土砂降りはおさまり、一安心。
更に10分程で雨が止んだ。
待っててよかった。
しばらく、路面の悪い急坂が続き、ゆっくり下る。
道幅が広がり、舗装がよくなったあたりで晴れてきた。
雲も白いし、もう安心。
乾き始めた坂を軽快に下り、R306の案内標識が見えた。
並走するミルクロードをしばらく走り、後は適当に進む。
四日市の墓にお参りに行き、鈴鹿市の親戚の家に18:40頃到着。
予定より30km延び、2度の雨宿りがあったわりには早く着いた。
お盆の頃は19:30まで明るかったが今は真暗。
ずいぶん日の入りが早くなった。
9/3
雲は多いが晴れて気温も低く涼しい。
夕食、朝食のみならず、昼用のおにぎりとお茶まで頂き、10時前出発。
伊勢神宮を目指す。追い風で楽だ。
交通量の多いR23を避けたいが川が多くてすぐ戻されてしまう。
仕方がないから、R23をすっ飛ばす。
伊勢駅から案内標識に従い、伊勢神宮へ。
ゆっくり参拝し、休憩。
五十鈴川沿いでおにぎりを食べる。
もちろん、できたての赤福も食べる。
鳥羽より先まで行くには時間不足。
二見、鳥羽と海沿いを行くつもりで走り始めたがミスコース。
二見の先まで内陸でショートカットしてしまった。
まあ、こちらの道はとても走りやすかったから良しとしよう。
二見まで戻る気はしなかったので、鳥羽に向う。
鳥羽駅で小休止。時計を見てビックリ。
もうすぐ最終便のフェリーの時間ではないか。
伊勢神宮でゆっくりし過ぎたみたい。パンクもあったし。
17:40発の伊良湖行き最終便に乗船。
実は今もパンク中。港付近でパンクしたのであった。
予備チューブがもうない。船内で穴空きチューブにパッチを貼り交換準備完了。
伊良湖港でチューブ交換。真暗な中、豊橋駅に向け出発。また追い風だ。
まわりに明かりが少ないので星がたくさん見える。
暗いので車道の真ん中あたりを走る。快調に飛ばしていたがまたパンク。
空気を入れてみる。空気がすぐには抜けないようだ。
直すのは面倒なのでとりあえず、空気を入れただけで走る。
15分置きぐらいに入れていただろうか。
だんだん、走れる時間が短くなってくる。残り距離も減ってくる。
23:00、ついに豊橋駅到着。しんどかった〜。何回空気入れたことやら。
来た道を少々戻り、ラーメンを食べ、車内用の食料を買い込む。
駅の改札前で自転車をばらし、パッキング。今夜は涼しく汗はかいてない。
とはいえ、着替えをして、0:36のムーンライトながらで帰ってきた。
家には6:00前に着き、一休みして出勤するのであった。
<教訓>
・高圧まで入る空気入れを買わねば。(ほしいのが売ってなくて...)
・北海道でなくても気持ちいい道はたくさんある。(出会いは少ないが)
・三重は川がたくさん、古民家もたくさん。
bike…次へ/前へ 全体…次へ/前へ Home
2002.05.22