2004.5.16 八ヶ岳野辺山高原100キロウルトラマラソン
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2週前の奥熊野100kmの疲労は全くない。気がかりはそのとき痛んだ右膝。
ゆっくりスタート、ほぼイーブンペースで14時間完走を目指す。
JR最高地点辺り(4kmぐらい?)で右膝が痛み出す。
これでは少し貯金しないと間に合わないとペースアップ。
上りは膝の負担が少ないはず。でも痛みは増すばかり。下りになるが痛くてまともに走れん。
下りで歩いて、上りで走るとは何とエネルギーの無駄なことか。まだ20kmも行ってないのに…
大粒の雨が沈んだ気分に追い討ちを掛ける。
35km稲子湯を前にペース計算。4時間40分ぐらいに出発しないとやばいな。
このぐらいにたどり着くかどうかだな〜。
ここで温泉に浸かってリタイアか、50km関門を通過し71kmで温泉に入るか。
すでに完走する気はなく、温泉に浸かることしか考えてなかった。
35kmには着替えを送らなかったから、59kmにある着替えを持って71kmまで行き、
温泉に入るのがいい。しかし50kmで関門に引っかかったら温泉に入り損ねる。
こんなことを考えながら、歩いたり走ったり。
で、35kmに4時間50分到着。15km2時間ぐらいのペースでは来ているので50km関門は間に合いそう。
ええい、行くか。コールドスプレーを膝に掛け、すぐ出発。少し上ったら50kmまで延々下りだったはず。
下りが走れなかったらリタイアすることに決め、最後のつもりで上り坂を走り通す。
何とか上りきり、膝の筋を伸ばしたり、屈伸したりしてから、軽く走ってみるが痛くて駄目だ。
せっかくがんばって上ってきた坂を歩いて戻る。
まだ続々とランナーが上ってくる。
何とも申し訳ない限りだが、膝痛を長引かせないためにもこれでいいのだ。と自分に言い聞かせる。
稲子湯エイドでリタイア宣言。
お汁粉を3杯頂き、温泉でゆったり。せっかく体がすっきりしたのに汗臭いシャツを着るしかないのが寂しい。
休憩室で談笑しながらバスを待つこと1時間半。バスに揺られてゴールに帰ってきた。
故障とは言え、やはり悔しさが残る。これを糧に練習するぞ。
月曜日、目覚めたのは14時。体がだるい。火曜夜現在、ほぼ普通の体調に戻り、膝痛も治まった。
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2004.06.11